2014.08.08(金曜日)
お疲れ様です。今日は本部より助っ人N書記が来てくれています。
さて、先日書いたブログがそのままになっていましたので、本日は西部ブロックの現場宣伝について紹介。
国は、昨年4月、今年2月に設計労務単価を引き上げ、全体で23%の上昇となっています。
設計労務単価は、公共工事におけるいわば人工代のことです。
その中には、法定福利費(健保、労災など)も加味した金額となっています。
しかしながら、私たち末端まで適正な賃金がきていません。
そうした状況を打破するためにはどうしたらよいのでしょうか?
まだまだ周知がされていないのが実状です。
そのため、実際に現場で働く人たちへ設計労務単価が上昇していることを伝えること、また、現場の実態を知るために
なんです。こうした草の根の運動こそが労働組合の根本なんですね。
というわけで、スバっとアンケートを持ちながら宣伝行動を実施。
場所は、津田沼駅近くの新築工事現場です。
今回の宣伝は、他支部でやったことのない支部があるということで
西部地域の仲間が集まって開催しました。
船橋習志野支部、八千代支部、鎌ケ谷支部、市川支部の4支部合同で。
本部も手伝いに来てくれました。(全体で37名参加)
詳細は、今月の機関紙「千葉土建」をご覧いただきたいのですが、
市川支部からも書記を含め5名の仲間が参加。
作業を終えた職人さんに話かけ、聞き取りを行ない、なんと75名の人たちから回答を得ることができました。
結果、労務単価引き上げについて知っている人(50%)・知らない人(50%)と半数の人が設計労務単価引き上げを知らないという結果が。
また、賃金が上がった人は36.4%、変わらない61.5%、下がった3.8%とほとんどの人が賃金が上がっていない事実も発覚。
人手不足による賃金UPもこの現場では示されていない実態がありました。
こうした建設で働く仲間の声を拾い上げ、今後の運動を更に進めていきます。(zekkii)